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執筆者の写真shinji Tsukamoto

オピオイドクライシス① アメリカの問題

更新日:2019年11月16日


近年アメリカでは、鎮痛剤の多量服用による死亡者数が急増している。


特に、20〜30代の若者の中毒死が増加している。


その原因は、オピオイド系鎮痛剤というケシ由来の強烈な薬による。


日本では末期癌患者に使うモルヒネがオピオイドにあたり、

簡単に処方されることのない薬である。


オピオイドは精製によって、ヘロインや覚醒剤などの麻薬にもなる。


オピオイドは、非常に鎮痛作用が強く依存性は高い。





比較的安価で手に入るアメリカでは、これに代わる安全な代替薬もない。

痛みに悩まされている人達には、頼らざるを得ないのが現状だ。


しかし、オピオイドは副作用が強い。


中毒になると、禁断症状はインフルエンザを10倍きつくした程の辛さという。

呼吸困難を引き起こし場合によっては死亡してしまう。


実際、麻薬と変わらないほど恐ろしい薬なのだ。




そんな薬が簡単に手に入ってしまうのがアメリカという国だ。


アメリカに住んでいると、


風邪を引いた時やちょっとした痛みでも


オピオイドが処方される。


気をつけていないと知らないうちに口にしているのだ。

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